こんにちは!
ファブラボ神戸の今回のイベントはペーパークラフトもくもく会。
1枚の紙を折っていくことで立体的な作品をつくっていくというものです。
今回のイベントは「折り鶴くらいは折ったことあるよ。」という初心者で始めた会、まずは手を動かしてみようということで、本をみながら簡単なものを折ってみました。
参考にした本はこちら!
MOMAとかに置いてありそうなモダンアートっぽさを醸し出してる作品たちです。
まずは、100均に出かけていくつかの備品を買いました。
・ボールペン
線を書きます。山折りと谷折りを区別するために2色あると便利です。筆圧で折り目をつけることも出来ます。
・定規
まっすぐ線が引けます。カッターと共に使うときは、厚めのプラスチック定規の方が安全らしいです。
・紙
厚さで折やすさが変わります。0.3mm厚のケント紙が折りやすいそうです。光沢のある紙も買ってみました。
・カッター
紙に対して刃が立っている方が曲線が切りやすいそうです。
・カッター版
机をきらないように。
・のり、両面テープ、テープ
保形するために、補助的に使います。
・スプレーのり
スプレーして紙全面をくっつけられる。あとで何かの役に立つかもしれません。
まずは、折り筋を書きます。
次に、カッターで薄く切ります。紙を切断するのではなく、折やすいように表面のみ切る感じです。
折り紙というとどんどん折っていくイメージですが、今回のような立体形状を折るときは、折り目をつけていってそれを最後に折り込んでいく手順になります。
完成品がこちら!
同じ本をみたのに、みんな少しずつ傾斜や高さが違っていておもしろいです。光沢のある紙は、自動車のような高級感が出ていい感じ。
ちなみに薄い紙でつくると、こんな失敗があります。
丸い。。
折り目じゃないとこで曲がってしまっています。
紙が曲がらないようにするためには、折り目をしっかりつけるか、紙を厚くするかで解決できます。
0.1mmの紙を0.3mmにするだけで、曲がりにくさは27倍になると言われているのでほんの少し厚くするのでも効果があります。
同じ要領で曲線のある立体もつくってみました。
曲線の方向に沿ってカッターを入れるのは難定規のガイドがないので難しい。。
すると、ファブラボメンバーの一人が
『ガイドつくっちゃえば?』
といってつくったのがこちら。
曲線に沿うように切った紙を重ねてスプレーのりで接着した自作定規。
『それ、次貸してください!』
とみんなで使いまわしました。
後日、復習も兼ねて、牛乳パックでつくってみました。
絵の具で色をつけてみるのも良い感じ。